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唐木三大銘木の御箸 ~黒檀・紫檀・鉄刀木~

唐木三大銘木とは

唐木とはインド・タイなど東南アジアから輸入された木材で、遣唐使によって唐より伝来したため唐木(からき)と呼ばれ、邪気を払うともいわれています。中でも、黒檀(コクタン)、紫檀(シタン)、鉄刀木(タガヤサン)は「唐木三大銘木」とされ、重硬で緻密な材質であり、古くから銘木として建築や家具・楽器などに用いられ、高級箸の木地としても珍重されています。世界的に流通量がとても少なく、将来的には枯渇するといわれており、原産国からの輸出制限になっているものも多い為、とても希少価値の高い貴重な木地です。

黒檀


黒檀は熱帯に生える常緑高木で、心材は堅く漆黒色で磨くと光沢が出て重厚になり、昔から高級建築や器具、楽器などに用いられています。 重量感と光沢がある黒檀は高級箸にも用いられ、箸の木地として珍重されています。
唐木三大銘木の中でも最も堅く、重い木となります。

紫檀


紫檀は熱帯・亜熱帯降雨林にはえる常緑小高木で、心材は堅く紅色で磨くと光沢が出て重厚になり、昔から高級建築や家具材、工芸材などに用いられています。重量感と光沢がある紫檀は漆塗り仕上げの高級箸にも用いられ、箸の木地として珍重されています。
鉄刀木に比べてやや堅い木となります。

鉄刀木(たがやさん)


鉄刀木は、マメ科の高木で高さ10~15mになります。鉄の刀のように重く堅いことから漢字で「鉄刀木」と書きます。心材は黒と赭の紋様があり、堅牢美麗で風に強く、銘木として建築器具の材料としても利用されています。
また、腐蝕に強く耐久性が高いことから「長く続くように」願いを叶えるシンボルとして床柱としてよく使われます。

銘木のお箸を使い比べてみませんか

ー持ちやすく使いやすい様々な形状のお箸ー

けずり 


 削りは当店独自のゆるやかなラインが手にしっくりなじみ、手に触れる細かな面の感触は独特の優しさがあるので、お箸を持っていることを感じさせない抜群の使いやすさがあります。

三角


お箸を持つ時に三本の指で支えることから、指にフィットし、とても使い心地の良いお箸です。

四角


持ち代から箸先まで四角のお箸は四角の面に沿って指が添えられしっかりと指の力を伝える事が出来るので豆腐や麺類等を食する時に面と角でしっかりとつかむ事が出来ます。

五角


五角は「五」が万能を表し、邪気を払い幸運を呼び込む形として縁起が良いとされています。 また五角(合格)2本合わせて十角(トーカク=当確)として宝くじ、懸賞、選挙などの当選祈願として人気があります。

六角 


六角は亀甲(亀の甲羅)を表しており古来より縁起の良いデザインとされています。 亀の甲羅のように固く身を守ることから長寿の象徴とされております。

七角


七角の「七」は東洋ではお釈迦様が生まれた時に七歩 歩いたというところから縁起が良く、 西洋でも三位一体の神(父と子、精霊)を表す「三」と世界(東西南北)を表す「四」を足した数が「七」であり、聖なる数字で縁起の良い数字として有名です。

八角


八角は使いやすく持ちやすいだけでなく、末広がりなど縁起の良い形として、古くから使われてきました。