2015.01.14 ちょっと一息

「たくさんの幸せを運んでくれたことへの感謝をこめて」

新年あけましておめでとうございます
今年は世界文化遺産に登録された富岡製糸や
NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」など
お店のある群馬県がクローズアップされる年なので

一人でも多くの方へ当店をしていただけるように
善処していきたいと思います

さて当店では毎年8/4の箸の日に
お箸の感謝祭を行っています
ご使用になられたお箸に感謝の気持ちを込めて
お焚き上げを行っています。

もちろん、ホームページ上でもご案内をしていることと
お箸の感謝祭を実施しているところが
それほど多くないのもあり
全国からご使用になられたお箸が送られてきます

お客様によっては、お箸と一緒に
そのお箸の思い出などを
お手紙としてしたため、添えて頂くこともございます

そのお手紙を読むたびに、お箸は使われる方の
人生を投影した大切なものだということを
再認識いたします
その中で最近届いたお箸に添えられたメッセージに
お箸を制作・販売する者として
深い感銘を受けたので紹介させていただきます
「「たくさんの幸せを口に運んでくれた大切なお箸の行き先として
最もふさわしいと感じたのでお送りします」」

お箸は生活に密着しすぎているせいか
あって当たり前のような存在で
「感謝」という気持ちをそれほど特別には
感じにくいような気がします

もちろん、私自身はお箸の制作や販売を生業としているので
お箸への思いや、人と人とをつなぐ大切な役割を持つということを
少しは敏感に念頭に置きながら日々過ごしているつもりですが・・

「幸せを運んでくれる大切なもの」という認識は
あまり実感できていませんでした

お客様からの手紙を読み、気持ちを新たに
お箸を制作販売する立場として身が引き締まる思いでした

いつもそうですが、自分が未熟なため
お客様からいろいろお教えいただいたり
大事な心を気づかされたり

仕事をしながら勉強をさせていただいています
幸せな環境に感謝しつつ
自分からも一つでも多く
お客様の幸せのお手伝いをさせていただけるよう
今年も頑張っていきたいと思います。