当店へ来られるお客様は
個人の方が多いのですが

会社や飲食店などを
経営されている方も
少なくありません

飲食店を経営されている方などは
ご自分でまず天然素材のお箸を使われて
「使いやすい」と思われてから
お店用に購入される場合が多いです

そういった場合は、「領収証」
必要になります

何度もご来店いただいている常連の
お客様の場合には、会計の際、

あえて「領収証は発行いたしますか?」
とお聞きせずに、

こちらから、「領収証でございます」といって
お声掛けするようにしています

が、時にはそれがお客様の
意図に反することもございまして

・・・そんな私の失敗談です(>_<)

常連のお客様でお店を経営されている方が
ご来店になりました

私:いつもありがとうございます(^_^)

お客様:今日はいつもより
イイお箸を選びたいんだけど(^o^)/

私:だいたい御予算的には・・・(^_^;)

お客様:夫婦で20000円くらいかな

私:は、ハイ。それではこちらの堆朱
など
いかがでしょう?

私:何層にも漆を塗り重ねた逸品ですよ

お客様:じゃぁこれにしようかな

私:ありがとうございます。
お包みはいかがいたししょうか?

お客様:木箱に入れてのしをかけてもらえます?

私:はい、表書きはどうされますか?

お客様:今までお世話になった人なので
「御礼」でお願いします

私:はい、お包み致しますので
店内をご覧になって少々お待ち下さいませ

商品の包装が終わり、お客様をお呼びし

私:お会計よろしいでしょうか?

お客様:いくらですか?

私:15,225円です

お客様が代金を
キャッシュトレーに置かれたので

「(いつものように)領収証でよろしいでしょうか?」

と念のためお聞きしたところ、

お客様:いや、今日のお箸は
今までとてもお世話になっている人へ
個人的な感謝の気持ちを込めて差し上げるので

「けっこうです(-_-;)」

私は「しまった(>_<)」
と思ったのですが時すでに遅く

少し機嫌を損ねてしまわれたような
感じに見受けられました。

せっかく、気持ちよくプレゼントを選ばれていた
お客様のお買い物を

私の「馴れ」と「余計な気の廻し」のせいで

お客様の自尊心まで
傷つけてしまったかもしれません

内心、慌てふためいていたのですが
努めて冷静な「フリ」をして

「大変失礼致しました。
大切な贈り物だからこそ、お選びになる前に
私に、どのお箸がよいか聞いてこられたのですね。

お客様のお気持ちを汲むことが出来ずに
大変申し訳ございませんでした。」

お客様は少し、うなずいて

「まぁ、いつも領収証出してもらってるからね
気を利かしてくれたんでしょう?
その気持ちはわかってます。」

とおっしゃっていただきました。

とはいえ、お客様も「会社の顔」として
来られているときもあれば

「私人」として来られるときもあるわけで

いつも通りの一辺倒な応対に
終始してしまったことは
反省すべきだなと思いました

商品はあくまでも「代金」をいただいて
ご購入いただいているわけですが

代金に含まれるのはお客様の

贈られる「気持ち」であり

CMではありませんが

「お金で買えない価値がある」わけです

それを汲み取り、お客様が

「この商品を選んでよかった」と

満足し、贈り物に花を添えるような

応対をすることも

私たち店員の重要な役割の

ひとつなんだなということを

あらためて痛感しました(T_T)

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